エイズ検査

エイズ検査の前に知っておくこと

エイズ検査

エイズ検査というのは正しくはHIV検査です。エイズはHIVに感染し、数年後に発症する病気のことで、今現在治療法が見つかっていません。でもHIVに感染してもエイズを発症することを防ぐことができます。エイズにならないためにも、正しくHIVを知り、検査を受けておくことが重要です。

HIV(エイズ)検査の前に知っておくこと エイズは20世紀になってから爆発的に広がった病気です。
元々はアフリカのチンパンジー・サルに広まっていた病気で、アフリカの開拓とともに人類に広まったといわれています。

エイズは、HIVとよばれる「ヒト免疫不全ウイルス」が体内に入り発症します。

潜伏期間が長く、発症までに時間がかかりますが、現代の医療では、一度でもHIVに感染すると治ることはありません。
そして怖いのは、エイズを発症すると数年で死亡してしまうのです。

日本のエイズ患者数

ここ数年、HIVに感染している人は年間で1000人以上います。
2014年のデータでは、1091名のHIV新規感染者が見つかっています。

2014年のエイズの新規患者数は455名。
HIV感染者が増えているので、年々エイズ発症者も増えています。

男性が90%を超えていて、男性間の性的接触が原因で感染していると考えられています。

HIVとエイズの違い

HIVはウイルスのことで、エイズは病気の名前です。
HIVは人の体の免疫を時間をかけて破壊し、免疫がなくなり発症する病気がエイズです。

エイズ発症には時間がかかり、個人差はありますが10年以上かかる人もいます。
医療技術も発達し、エイズの発症を抑え、エイズにならずに先に寿命をまっとうしてしまう人も出てきています。

HIV感染しても、早期に発見し適切な治療を行なうとエイズにならずに済みます。

HIVの感染経路

2015年第3四半期(7月〜9月)の新規HIV感染者の感染経路
経路 件数 割合(%)
同性間 178 75.4
異性間 39 16.5
注射 0 0.0
母子感染 0 0.0
その他 5 2.1
不明 14 5.9
合計 236 100.0


現在の感染の多くは、男性同士の性行為がもっとも多いです。
アナルセックスは妊娠しないのでコンドームを使わないことが多く、また出血が多いことから感染率が高いです。

もちろん、異性間の感染も多いことから注意する必要があります。


もしHIV感染すると怖いのはやはり、エイズを発症した時の生存率がとても低いことです。

といってもエイズを発症しなければ、健常者とあまり変らない生活を送ることができます。

早期に発見すると、エイズを発症しないようにすることも可能です。
不安がある時は、HIV(エイズ)検査を早急に受け、HIV感染を確認して置くべきです。

見逃してはいけないHIV感染の初期症状

HIVに感染すると大きく4つの期間があります。

  1. HIVが体内で増殖する期間
  2. HIVが体内で増殖し、体に不調をきたす期間
  3. 無症状の期間
  4. エイズ発症
HIVに感染してもいきなりエイズを発症することはありません。
1の段階から4までに短い人でも数年かかります。

さまざまな要因があるので一概に言えませんがエイズを発症するのに10年以上かかってもおかしくありません。

見逃してはいけないのが「2の期間」。
「HIV感染の初期症状」です。

だいたい感染してから2週間から3ヶ月ほどで出る症状です。

この段階でHIV感染を発見し、その後適切な処置を続けるとエイズ発症を40年以上も遅らせることもできるという研究結果がでています。

もちろん個人差はありますが、仮に20歳でHIV感染しても、エイズのもともとの発症に10年、さらに医療技術で40年遅らせることができれば、70歳まで生きることができる計算です。
この先もっと医療技術は上がるでしょうから、数年後は日本人の平均寿命とほぼ変らない年齢まで生きることもできる時代がくることでしょう。

HIVの代表的な初期症状

HIVの感染者に見られた、初期症状の調査結果があります。
国際医療研究センターの調べによると、

※重複回答しています

という数字。

9割の人が発熱を経験し、リンパの腫れも多く経験しています。

実際に風邪やインフルエンザでも同様な症状なので、見分けがつきにくいのがHIVの怖いところです。
しかも、突然症状がでて、1、2週間で自然に治ります。

感染の可能性がない人はいいのですが、もしも感染の可能性がぬぐいきれない人はHIV(エイズ)検査を受けましょう。

HIV感染、エイズへの不安はHIV(エイズ)検査を受ける意外には解決できません。

HIV(エイズ)検査の概要

HIV=ヒト免疫不全ウイルスに感染してることを検査することができるようになっています。
このウイルスに感染していると、やがてエイズを発症します。

HIV検査を受けるタイミングは、危険な性行為があってから3ヶ月以降といわれています。
あまり早いとHIVが体内で増えておらず検査にかかりません。

かといって・・・不安のまますごすのも怖いので、疑わしい初期症状が出ていれば検査をしましょう。
そして、陰性(HIV感染がない)とされても、念のため3ヶ月後に再度検査を受けます。

検査方法は採血だけで、二段階で行なわれるのが主流です。

1)スクリーニング検査
2)確認検査

スクリーニング検査

スクリーニング検査は迅速検査・即日検査とも呼ばれ、採血の後、1時間もかからずに結果がわかります。
名前の通り、大きく「ふるいわけ」をする検査で、HIV感染に疑いのある人だけを見つけます。

この時点で陰性の人は、大丈夫です。
疑いのある人が次の確認検査に入ります。

確認検査

確認検査はだいたい1週間程度かかります。

間違いのないように丁寧に検査され、感染の有無が確認されます。

ここで陽性の場合はHIVに感染していることになります。

告知

「陽性」となると直接告知がされます。

ちなみにここまでは完全に匿名で可能です。
陰性の場合は、検査したことは誰にもわかりません。

「陽性」の場合は、この後に専門の病院に行くことになります。
そこで免疫の状況を検査し、治療が始まります。


早期発見で落ち込むことはありません。
現在は医療技術が進み、エイズの発症を数十年遅らせることができます。

また、専門スタッフ、カウンセラーがいるので、一生にHIVと闘っていくことができます。

HIV(エイズ)検査を受けるには

HIV(エイズ)検査を受けるには、今のところ3つの方法があります。

1 病院
2 保健所
3 郵送検査

まず病院は自由診療のため、価格がまちまちで高額です。
さらに実施している病院は少ないのが現状です。
保健所は無料で行なってくれますが・・・都道府県によっては数箇所しかなく、さらに対応している日時が月に数回でしかも平日の午前中だけとか。
かなり制約があるので、人によっては行くことが難しいです。

一日でも早く検査をすべきなのに。
保健所の対応が悲しいですよね。

そこで最近評価が上がっているのが郵送の検査です。
この検査は、自治体から認可を受けている医療関連の施設が行なっている検査です。


インターネットで注文し、採血キットを購入します。
そのキットを使い、採血し、それを返送します。

簡単な使いきりの医療機器で、指先に軽く傷をつけ血をとります。
といっても、拇印がおせる程度の量なので簡単です。

書類を記載して返送後数日で結果がわかります。


病院や保健所を探す必要も、長い順番待ちをする必要は全くありません。
自宅にいながら自分のペースで行えるのでとても便利です。


HIV感染は早期発見、早期治療がとても重要です。
感染の疑いがある人は、早急に検査して疑いを晴らしましょう。

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